Archive for the 'わくわく丹波医療再生ネットワーク' Category

杉本先生送別会

木曜日, 6月 7th, 2012

柏原病院の外科医で、

公私ともども大変お世話になった杉本先生が、

明石の県立癌センターに移動されるとあって、

丹波医療再生ネットワークで送別会を催しました。

わく歯科からは、杉本先生の仲介で

小児科医の白鳥先生と結婚することになった、森下さんも参加。

ひとしきり思い出話に花を咲かせた後、

杉本先生に感謝状の贈呈です。

「あなたは病院が沈没しかけのなか、

職務に精励され、多くの人命を救われました。

また昼夜を分かたぬ不断の努力を持って、

不景気で疲弊する居酒屋を多く救命されました功績を讃え

感謝の意を表します」

丹波新聞の足立君が作ってくれた感謝状でしたが、

まさに杉本先生の功績がここに表れています(笑)

ネットワークに顔を出して下さる時には、必ず八丁をはじめ、

最後まで私たちに付き合って下さる杉本先生。

私の作った映画(「ここで今あなたが倒れたら」)で、

気軽に医師役を引き受けて下さる杉本先生。

子ども思いで、三田の映画館でドラえもんをよく観ておられた杉本先生。

自分の受け持ち患者さんがお亡くなりになると、

酒を飲みながら涙ぐんでおられた杉本先生

医者という職業を構わず、

一人の人間臭い杉本先生との付き合いが、

私たちを自然と集わせ和ませます。

「俺丹波好きやねん」

一人でもこのように言ってくれる医師を、

これからもこの地で増やさなければなりません。

医療を守ることは、人を守ること。医師も一人の人間です。

皆さん飲み屋で顔見たら、気さくに話しかけてあげて下さいよ~

杉本先生がより大きくなられて、

丹波に帰ってきて下さることを皆待ち望んでいます。

FM丹波

金曜日, 6月 1st, 2012

 丹波にFMが出来るとあって、

その試験放送で丹波医療再生ネットワークの里代表と私が、

丹波の医療問題について話すことになりました。

私は中学時代から、大のラジオっ子。

KBS京都のつボイノリオや

ビートたけしのオールナイトニッポンを聞いて、

深夜悶々とする青春時代を送ってきました。

実は高校時代に、「こちら青春放送局」という

ラジオ番組に出演したことがあります。

私が脚本を書き、何と里代表が主演するというラジオドラマです。

パーソナリティーは懐かしい新野新。

「いや~力作ですが、もう少し練習したほうがよかったかな~」

さすがに一週間で慌てて作った作品では入賞なんか程遠いな~。

 

今回も予め里代表からシナリオが送られてきましたが、

ラジオドラマとは違います。

自分の言葉で話すつもりで、

私はシナリオに全く目を通すことなく本番を迎えました。

 

すると本番当日、里代表はまるでセンター試験前の学生のごとく、

シナリオに赤線書きまくりで読みこんでいるではありませんか?!

「うっそ!?そんなに予習せなあかんの?」

「なんや、おまえ読んできてへんのか!?信じられへんわ!」

これが学歴の差なんでしょうね(笑)

私はいつもぶっつけ本番。

でもラジオって、それが面白いんじゃありません?

なんて自己弁護してるうちに早速本番。

http://www.ustream.tv/recorded/20322995 (  46分辺りから)

パーソナリティー役の小橋さんが、うまくインタビューして下さいます。

シナリオを無視して話す私に、

里代表が冷や冷やしながらも、あっと言う間に15分が過ぎました。

やっぱりラジオって面白い!

この即時性と企画性は防災無線に変わる、

丹波の情報発信の柱になるでしょう。

すでにいろんなアイデアが頭に渦巻きます。

 

終わりに「和久さん、ラジオドラマ書いてよ」なんて言われて

すっかりその気にさせられました。

でもそんなことしたら、また仕事そっちのけで

ハマってしまう自分が想像出来ます。

やばいやばい

でも丹波につぼイノリオ呼んでくれへんかな~

ざわざわカレッジ~『エッ、ウソ!?この病気歯が原因!?』

月曜日, 1月 16th, 2012

 

ざわざわカレッジで「エッ、ウソ!?この病気、歯が原因?!」と

題して講演させて頂きました。

これまでも丹波医療再生ネットワークの一員ではありましたが、

この壇上に立つのは、医師、薬剤師だけでしたので、

歯科医師として初めてここで講演する重圧は

正直予想以上でした。

このざわざわにご参加される住民の皆さんが、

健康への意識が高く、聴き慣れておられることに加え、

何より他の医療者が歯の話を聴く

初めての機会であることが、責任を重くしていました。

ただいつも丹波新聞の足立智和記者の

医療事情の講演とセットだったのが、この日は違いました。

「柏原病院の小児科を守る会」の代表 丹生祐子さんが

その理念と歩みを私の前に講演されたのです。

その優しく柔らかな語り口に皆魅了されました。

私は次演者席で聴きながら、自分の講演の冒頭に、

「守る会」の残した精神と題したスライドを急遽加えました。

丹波市民には運動の成果だけが伝わり、

その本質が理解されていないのではないだろうかと

日頃危惧していましたので、この機会にそのことにも言及したのです。

http://www.wakushika.jp/staff-blog/archives/3430

私の講演は、歯の感染がもたらす病気、

咬み合わせがもたらす病気、

修復材料がもたらす病気に分けて話しました。

歯の感染では、現在さまざまな病気の原因になっていることが、

多くのメディアでも報道されています。

しかし実際歯周病で抜いた歯と

その付着物を顕微鏡で見た方は多くありません。

特に一般の医師がそれに触れることは皆無でしょう。

そこで日頃仲良くさせて頂いているネットワークの関係者だからこそ、

少し弄らせてもらいました(笑)

「ご覧になったお医者さんはおられますか?

あれ、里先生のご実家は歯医者ではなかったですか?」

失笑

「こんな物が身体に刺さったまま

治療されている実態をどう思われますか?」

医者の世界でさえ臓器別に分けられてきた歴史があります。

最近やっと総合診療の重要性が取り上げられていますが、

やはりそこに歯科の姿はありません。

お医者さんが「あ~んして」の先にはまだまだ喉しかないのです。

その手前に目を向けて頂くためには、

歯医者自身が歯だけに視野をとられている現状こそが

問題ではないでしょうか。

江戸時代の養生訓の著者 貝原益軒もこのように言っています。

「人は歯をもって命とする故に、 歯という文字を齢ともよむ」

 

充実した講演の後には気心知れた皆で

命の水(ただの酒)をしこたま飲んで、

齢をすり減らすネットワークの面々でした。

まあこれがあるから続くのでしょうがね