ざわざわカレッジ~『エッ、ウソ!?この病気歯が原因!?』
月曜日, 1月 16th, 2012
ざわざわカレッジで「エッ、ウソ!?この病気、歯が原因?!」と
題して講演させて頂きました。
これまでも丹波医療再生ネットワークの一員ではありましたが、
この壇上に立つのは、医師、薬剤師だけでしたので、
歯科医師として初めてここで講演する重圧は
正直予想以上でした。
このざわざわにご参加される住民の皆さんが、
健康への意識が高く、聴き慣れておられることに加え、
何より他の医療者が歯の話を聴く
初めての機会であることが、責任を重くしていました。
ただいつも丹波新聞の足立智和記者の
医療事情の講演とセットだったのが、この日は違いました。
「柏原病院の小児科を守る会」の代表 丹生祐子さんが
その理念と歩みを私の前に講演されたのです。
その優しく柔らかな語り口に皆魅了されました。
私は次演者席で聴きながら、自分の講演の冒頭に、
「守る会」の残した精神と題したスライドを急遽加えました。
丹波市民には運動の成果だけが伝わり、
その本質が理解されていないのではないだろうかと
日頃危惧していましたので、この機会にそのことにも言及したのです。
http://www.wakushika.jp/staff-blog/archives/3430
私の講演は、歯の感染がもたらす病気、
咬み合わせがもたらす病気、
修復材料がもたらす病気に分けて話しました。
歯の感染では、現在さまざまな病気の原因になっていることが、
多くのメディアでも報道されています。
しかし実際歯周病で抜いた歯と
その付着物を顕微鏡で見た方は多くありません。
特に一般の医師がそれに触れることは皆無でしょう。
そこで日頃仲良くさせて頂いているネットワークの関係者だからこそ、
少し弄らせてもらいました(笑)
「ご覧になったお医者さんはおられますか?
あれ、里先生のご実家は歯医者ではなかったですか?」
失笑
「こんな物が身体に刺さったまま
治療されている実態をどう思われますか?」
医者の世界でさえ臓器別に分けられてきた歴史があります。
最近やっと総合診療の重要性が取り上げられていますが、
やはりそこに歯科の姿はありません。
お医者さんが「あ~んして」の先にはまだまだ喉しかないのです。
その手前に目を向けて頂くためには、
歯医者自身が歯だけに視野をとられている現状こそが
問題ではないでしょうか。
江戸時代の養生訓の著者 貝原益軒もこのように言っています。
「人は歯をもって命とする故に、 歯という文字を齢ともよむ」
充実した講演の後には気心知れた皆で
命の水(ただの酒)をしこたま飲んで、
齢をすり減らすネットワークの面々でした。
まあこれがあるから続くのでしょうがね















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