Archive for the 'わくわく歯科歯科(しかじか)院長日記' Category

2011鶴歯会ケースプレ&忘年会

月曜日, 1月 16th, 2012

2011年鶴歯会最後のケースプレ

 毎年自分の番が廻ってくると、

一年間の集大成を発表するつもりで緊張します。

今回は自分の発表ではありませんでしたが、

鶴歯会会長としての締めくくり。

やはり何か朝から緊張していました。

去年この発表を最後に、鶴歯会を脱退された方が

数名おられたのも影響がないわけではありません。

それほどケースプレゼンテーションには、

一人一人の日頃の診療に対しての哲学や姿勢が映し出され、

皆真剣に取り組むからこそ、その評価に一喜一憂するのです。

今回も皆個性的で、素晴らしい発表が並びました。

吉永仁先生と代表の岡崎英起先生は、

特別に一時間という長い時間を感じさせない

新しく独創的な知見を交えてのプレゼンテーションでした。

最後に忘年会までに一時間空きがあったので、

私が全く歯の写真の出ないプレゼンを

急ごしらえでさせて頂きました。

6月に西宮市の同窓会で講演させて頂いた内容を

ベースに話したのですが、以外と皆さん受け入れて下さったようで、

忘年会の肴にちょうどよかったかもしれません。

2012年度は新しいメンバーの入会が何人かあります。

また新生鶴歯会として盛り上げていきますよ~

フロー研修

月曜日, 1月 16th, 2012

 12月2,3,4日と休みを頂戴し、

メンタルトレーニングのワークショップに

行かせて頂きました。

フロー理論の第一人者 辻秀一先生のライフスキル講座です。

http://www.doctor-tsuji.com/

辻秀一先生はもともと慶応病院の内科医でしたが、

病気の人を診る医者ではなく、

元気な人をより元気にする医師を目指し、

特にスポーツドクターとして活躍されています。

人がパフォーマンスの質を上げるためには、

心が重要です。

 

フローな状態とは、いかなる状況にあっても

「揺らがず囚われず」の心の状態を言います。

言いかえれば「無の境地」 

サッカーの長谷部が書いた『心を整える』が

ベストセラーになったことは記憶に新しい。

なでしこジャパンが世界一になったのも、

「諦めない心」があったから。

仕事や日常のパフォーマンスでも同じことが言えます。

雨が降れば憂鬱

 喧嘩すればムカムカ 

思い通り行かなければイライラ

逆に良いことがあれば嬉しいしワクワクします。

結局人は自分を取り巻く周辺の状況や環境、

結果に左右され、心が揺れ動き、囚われてしまうもの。

しかしそれでは結局は結果に繋がりません。

辻先生はライフスキルという技術を使うことで、

「自分の機嫌は自分でとる」ことを教えて下さいます。

結果をどう作るかを考えるのではなく(結果エントリー)

まずどう心を作るかというスキル(心エントリー)

まさに自分矢印の技術でしょう。

 初日は19:30~22:30

 二日目は9:00~22:15

 三日目は9:00~19:30

かなりハードな研修で、折角泊った渋谷のホテルでしたが、

食べたものはラーメンと牛丼だけという始末。

しかしあっと言う間の3日間でした。

36項目の及ぶライフスキルを一つ一つビデオを交え、

ワークショップと解説で深く理解体感出来ました。

これまで認知脳ばかり鍛えることに精を出してきた分、

結果を作り出すことばかりに囚われ、

その成否に喜怒哀楽してきました。

正直そんな自分にほとほと疲れていたのです。

フローであるためのライフスキルは、

人生を豊かに穏やかに過ごすための、

最高の杖ではないでしょうか。

しかしライフスキルは知識として

一度学んだからといって身に付きません。

フローでいることの価値を自分のエネルギーとして、

実践し、その体感を他人にシェアして磨き続けるしかないのです。

 自分がいつもご機嫌でいることで、

悪いことなど一つもないはず。

 過去に囚われず、

起こってもいない未来に揺れ動かず、

「今に生きる!」でまいりましょう!

ざわざわカレッジ~『エッ、ウソ!?この病気歯が原因!?』

月曜日, 1月 16th, 2012

 

ざわざわカレッジで「エッ、ウソ!?この病気、歯が原因?!」と

題して講演させて頂きました。

これまでも丹波医療再生ネットワークの一員ではありましたが、

この壇上に立つのは、医師、薬剤師だけでしたので、

歯科医師として初めてここで講演する重圧は

正直予想以上でした。

このざわざわにご参加される住民の皆さんが、

健康への意識が高く、聴き慣れておられることに加え、

何より他の医療者が歯の話を聴く

初めての機会であることが、責任を重くしていました。

ただいつも丹波新聞の足立智和記者の

医療事情の講演とセットだったのが、この日は違いました。

「柏原病院の小児科を守る会」の代表 丹生祐子さんが

その理念と歩みを私の前に講演されたのです。

その優しく柔らかな語り口に皆魅了されました。

私は次演者席で聴きながら、自分の講演の冒頭に、

「守る会」の残した精神と題したスライドを急遽加えました。

丹波市民には運動の成果だけが伝わり、

その本質が理解されていないのではないだろうかと

日頃危惧していましたので、この機会にそのことにも言及したのです。

http://www.wakushika.jp/staff-blog/archives/3430

私の講演は、歯の感染がもたらす病気、

咬み合わせがもたらす病気、

修復材料がもたらす病気に分けて話しました。

歯の感染では、現在さまざまな病気の原因になっていることが、

多くのメディアでも報道されています。

しかし実際歯周病で抜いた歯と

その付着物を顕微鏡で見た方は多くありません。

特に一般の医師がそれに触れることは皆無でしょう。

そこで日頃仲良くさせて頂いているネットワークの関係者だからこそ、

少し弄らせてもらいました(笑)

「ご覧になったお医者さんはおられますか?

あれ、里先生のご実家は歯医者ではなかったですか?」

失笑

「こんな物が身体に刺さったまま

治療されている実態をどう思われますか?」

医者の世界でさえ臓器別に分けられてきた歴史があります。

最近やっと総合診療の重要性が取り上げられていますが、

やはりそこに歯科の姿はありません。

お医者さんが「あ~んして」の先にはまだまだ喉しかないのです。

その手前に目を向けて頂くためには、

歯医者自身が歯だけに視野をとられている現状こそが

問題ではないでしょうか。

江戸時代の養生訓の著者 貝原益軒もこのように言っています。

「人は歯をもって命とする故に、 歯という文字を齢ともよむ」

 

充実した講演の後には気心知れた皆で

命の水(ただの酒)をしこたま飲んで、

齢をすり減らすネットワークの面々でした。

まあこれがあるから続くのでしょうがね