最新科学から歯周病の本態を診る
ギネスで認定されている、人類に最も蔓延している感染症。 それが歯周病。 世界の先進国では、80%の患者さんがメインテナンスの継続実施で、 歯周病の進行を抑えています。 日本では8020運動でなるべく抜かない結果、 70歳以上の高齢者の歯周病が増えているという 日本固有の実態が存在します。 わく歯科でも歯科衛生士が中心になって、 皆さんがいつまでも美味しく食事して、 素敵な笑顔で会話して頂けるようメインテナンスに励んでおります。 しかし歯周病との戦いは終わりがありません。 そのため常に研鑽を欠かさずに知識と技術を磨かなければ、 バクテリアに太刀打ちできません。 今回大阪大学 予防歯科学分野の教授であられる天野敦雄先生を 鶴歯会にお招きしましたので、 スタッフ5人とともに最新科学に基づいた知見を勉強に行きました。 朝早くに集合して、院長の運転する車で一路大阪へ。 今回は皆メイクもばっちりで、車中でパタパタはありません(笑) 「人間は歩く土管」と言われる天野先生。 口から肛門までの消化器官はすべて外界。 だから口は命の入り口であるとともに、 バクテリアの入り口でもあります。 しかしそのバクテリアと共存できるのも人間です。 バクテリアと自己免疫が乗る共生の天秤を保つのが、 歯科衛生士の役割。 歯周病を引き起こす、レッドコンプレックスといわれる悪玉菌の中でも、 プロフィロモナス・ジンジバーリス