
龍馬伝が終わった。
観る人それぞれが龍馬の最後を演出していたことだろう。
私もそのひとりとして、
龍馬の最後は少しもの足らない気がしたのも事実。

私の演出は…なんてやぼなことは言いません。

暗殺者集団に福山雅治が日ごろリスペクトしてやまない
ミュージシャンのシオンが入っていたのは、
きっと福山龍馬への一年間の労いのご褒美だったのでしょうね。
http://sion.livedoor.biz/

「Sorry Baby
約束なんてとてもできたもんじゃないんだ~こんな俺をうらむ~かね]

龍馬は出来ないと思われていた皆への約束を守って、
後の夢を私たちに託してくれました。

ある心理学者が龍馬マニアのことを新聞で
このように言っていました。
「過剰なモデリングは、
その人そのものが持つ個有の人格との不統合を招き、
人格の成熟を邪魔する」

「龍馬かぶれも大概にしいや~あんたはあんたや」
ということでしょう。

ブルースリーの映画を観て、意気揚々とヌンチャクを
振り回していた子供の頃
と確かに変わらないかもしれませんが、
ほっといて!というのが正直な気持ちです。
この物語が、多少史実と乖離してようが、
過剰にいれこもうが、
今こんなに中年を元気にしてくれるものが他にありましょうか。

今私たちに必要なものは、
的を得た批評や悪意に満ちた批判ではありません。
目の前にいる子供たちやともに働く仲間、
そしてこの日本を元気にしてくれる言葉や志、前向きな考え方でしょう。
そしてそれが実在した人物、歴史だとしたら尚更です。

その点龍馬伝はこの丹波に住む中年歯科医師に、
ユンケルやマカ以上にエネルギーを注入してくれました。
本当に一年間ご苦労様でした。
心からありがとう。

スタッフは視聴率に一喜一憂しながらの一年間だったでしょう。
しかし30~50代の層に圧倒的に支持されていた事実からして、
今日本を引っ張るリーダー的な立場の人たちが
最も元気になったはずです。

インターネットも電話さえなかった時代に、
日本中を走り回り、時代を変えたあの幕末の人々に
心から言いたい。

命をつないで下さって、心から感謝します。
この命、決して無駄にはしません!
これからの日本は私たちが良くします!!