インプラントシンポジウム 東京ミッドタウン
日曜日朝4時に起きて、東京ミッドタウンまでインプラントのシンポジウムに行きました。
基礎系の井上孝先生、松阪先生の講演は、とても示唆に富む内容でインプラントをする上で無視することが
出来ない話でした。
たとえ臨床家であっても、やはり科学的な背景がないことを実施するのは暴挙でありましょう。
しかしそれ以上に、私自身が普段から臨床家として大切にしたいと思うことを、昨日長谷川先生、武田先生の両先生からもお伺いして、大変心強く思いました。
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それは患者さんが本当に何を望んでおられるかを良く聴くということです。
治療は歯医者のためにするのではなく、あくまで患者さんにとって望まれることをして意味があります。
たとえ科学的に優れていたとしても、それが患者さんを幸せにし、生活の質を高めるための科学でなければ、
それは臨床家の私達にとって正しいとは言えないでしょう。
その意味では、患者さんを幸せにし、科学的な後押しがある術式や材料というものは、患者さんにとっても私達にとっても有難い限りです。