新型インフルエンザと口腔ケア
皆さん新型インフルエンザが蔓延していますね。
弱毒性という評価とは裏腹に、季節性インフルエンザにはない、
急な肺炎の悪化による死者が報じられたり、見過ごせない状況が続いています。
私も今年に入って、1月、3月と立て続けにインフルエンザに罹患してしまい、
仕事を休んだ経緯があります。
去年腰痛で身動き取れず、開業以来初めて休んだことでもショックだったのですが、
後厄が終わってからの感染に体力の衰えを痛感することとなりました。
その経験もあって、わく歯科ではすべてのチェアーサイドと待合室に
プラズマクラスターを設置し、手洗いうがいをいつも以上に徹底しています。
それと皆さんはインフルエンザの予防に口腔ケアが有効だとご存じでしたか。
NHKの「ためしてがってん」の中でも、ある高齢者の介護施設で口腔ケアを実施した施設とそうでない施設を比べると、インフルエンザの発症が10分の一になったというデータが紹介されました。
日本で行われた統計で、歯科医師の間では以前から国際的にも有名なデータです。
インフルエンザウイルスは鼻や喉から侵入します。その時口腔や咽頭が汚れて菌が多いと、その菌がウイルスの吸着を手助けしてしまい、感染しやすいばかりでなく、より一層肺炎など重篤化する要因になることが知られています。
それゆえ口の中を清潔に保つことがインフルエンザ予防に繋がるのです。
<a href="http://www.gcdental.co.jp/essay/vol25.html
わく歯科でもEO水によるうがいをスタッフ全員が励行して予防に努めています。
EO水のうがいは痰の切れが違うことを実感できますよ。
皆さん一度お試しあれ(^◇^)