スプラインニュージェネレーションサミット
9月5日
インプラントメーカーの白鳳主催
「スプラインニュージェネレーションサミット」に参加しました。
カルシテックインプラントの若手有望ユーザーのデビューの場です。
これを機に白鳳の新たなインプラント講師が生まれます。
さすがにここに登壇される先生方は
皆素晴らしいプレゼンターばかりで、
これまで林楊春先生を始めとする
インストラクターの教えを忠実に守り、
確実に実践してきた方々ばかりです。
確かにその臨床は素晴らしいものばかりで、
正確なポジション、美しい補綴物、
どこをとっても非の打ちどころがありません。
しかし途中から自分の中にある疑問が生まれていました。
それを前回同じ舞台からデビューされた
鈴川先生が口にされたのです。
「インプラントは素晴らしい。
ところがどのケースにも、
何故にそのように壊れてしまったのかという考察がない。
それを抜きにインプラントに走れば、
また同じ結果にはならないだろうか?」
私も全く同じように感じていたのです。
壊れた口の中は、誰も同じに見えます。
しかし38℃の熱発があったとしても、
皆同じ薬は出しません。
やはりその熱の正体を探るために、検査が必要です。
それと同じように、壊れたことの検査や診断抜きに、
インプラントだけ処方されることはあってはならないでしょう。
と、偉そうなことを言っても、
あそこに立たれている先生方の臨床には足元にも及ばない身です。
これからも精進を重ねてまいります。






