柏原医療講演会
皆様新年明けましておめでとうございます!

本当にご無沙汰しておりました。
時系列については何も言わないで下さいませ。
ブログはまだ2010年が明けておりません。
まあ日付けは気にしないで見て下さい。

2010年9月12日 日曜日のこと

丹波医療再生ネットワークに講演の依頼があり、
今回私が柏原の本町公民館に出かけました。
30人近くのお年寄りの方々が熱心に聴いて下さりました。
その中には、 わく歯科の衛生士、
酒井さんのお父様もおられました

医療崩壊についての一般論から始まり、
丹波の「柏原病院の小児科を守る会」の活動の本質
現在の丹波の医療の実情などをお伝えしました。

最後時間を少し頂いて久しぶりに
『今ここであなたが倒れたら』 を上映したところ
皆さん頷きながら熱心に観ておられました。
私の講演ではいつも
「守る会」のお母様たちの活動の
本質と価値についての話しが、
クライマックスになります。
![ssP1000383[1]](https://www.wakushika.jp/staff-blog/wp-content/ssP100038311.jpg)
その活動は日本全国の医療崩壊を
きたしている地域でモデルケースとして有名です。
ご存じの方もおられるでしょうが、
昨年テレビドラマにもなりました。
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ところが残念なことに、
この活動が本来どのような価値を持っているのか、
一番ご存じないのが
丹波市民かもしれません。
私は昨年PTAの人権啓発委員会として
このことを、人権問題の解決の
糸口にもなると発表しました。
すると多くの反響を頂き、
有難いことに講演の依頼も頂戴しました。
しかし依然丹波では存在は知っていても、
その活動内容の本質的な部分は
知られていないでしょう。
![yasu_tanjou2[1]](https://www.wakushika.jp/staff-blog/wp-content/yasu_tanjou21.jpg)
今回その代表である丹生裕子さんが
文部科学大臣が設置された
「今後の医学部入学定員のあり方等に関する検討会」の
20人のメンバーに選ばれました。
これは本当にすごいことなんですよ!
眼開き仙人は必ずいます。
それが丹波にもっと増えて頂くお手伝いこそが、
私たちの役目でしょう。
「忘己利他」の精神でお医者さんを支える彼女たち。
今度はその彼女たちを
支えることが自分たちに出来ることでは
ないでしょうか。
