ありがとうの力~医療から教育現場へ
小学校の運動会が閉会すると、PTAのサプライズ企画で先生方を驚かせました。
柏原病院の小児科を守る会が、病院の先生方に感謝の気持ちを伝え、「ありがとう」の言葉が
どれほど人を救ってくれるかを、私たちに教えてくれました。
前からこのことは医療だけでなく、教育の現場でも同じ効果があるはずと思っていましたので、
今回中央小の父兄に呼びかけて、夏休みの宿題に「先生へのありがとうメッセージ」を加えさせて頂きました。
児童もご父兄も、この運動会まで先生たちには完全に内緒です。
運動会の閉会式で初めてPTAの吉積会長がそのことを明かし、
驚いた先生方が廊下一面に貼られたメッセージを食い入るようにご覧なられていました。
中には涙ぐみ、顔をくしゃくしゃにして笑い、「元気でるわ~」と言われる先生方の姿に、
逆にこちらがもらい泣きしてしまう場面もありました。
生徒たちは、日ごろ親や周囲の大人たちから、与えられる歓びは十分に知っているでしょうが、
人に与える歓びを始めて実感したのではないでしょうか。
これからも「ありがとう」を地域に大きく広げていくことで、
丹波が思いやりに溢れた風土になってくれることを願わずにはいられません。
丹波新聞にも載りましたよ~