わく歯科の感染防御の取り組み
(1)75歳以上の高齢者と基礎疾患のある患者様の診療自粛
新型コロナの感染は、通常の若い人が掛かってもインフルエンザと比べても重症化しません。ただ高齢者と基礎疾患のある免疫機能の低下した患者さんは別です。この両者を徹底的に守ることが出来れば重症化は激減させられます。
どうしても受診が必要な場合は、他の患者様が少ない時間帯をご案内致しますので、ご了承下さいませ。
(2)患者様全員、玄関での手指のアルコール消毒
風除室にアルコールスプレーを設置し、入室とお帰りの際に必ずアルコール噴霧して頂きます。院内感染と家族内感染の防止です。特に医院を出る際には、必ずアルコール消毒してお帰り下さい。
(3)受付で体温測定と問診
発熱者、渡航歴などのスクリーニング
- 37.5℃以上の発熱、咳症状、倦怠感、味覚異常などがある患者様
- 現在の同居者に上記症状のある方
- 身内や勤務先に過去14日以内にコロナウイルス陽性の患者がおられる方
- 14日以内の海外渡航歴のある方
- 14日以内に50人以上の集まるイベントなどに参加された方
につきましては診療の延期をお願いすることがございます。
(4)酸素飽和度の測定
新型コロナウイルス感染は、無自覚に血中の酸素飽和度が低下していることがわかっています。それを予め測定することで、感染をスクリーニングできます。
(5)受付のクリアパテーション
受付での会話の際の飛沫防御
(6)玄関の消毒マット
入室前には消毒マットで靴を消毒して入って頂きます。
(7)キャッシュレス化の促進
汚染の考えられるお金の受け渡しのリスクを低減
(8)院内の持続的な換気と消毒(次亜塩素水による加湿)
待合室と治療室に面した廊下の窓を開放し、随時換気のうえ、次亜塩素水を入れた加湿器による室内消毒を実施しています。
(9)共有物の撤去と共有スペースの消毒の徹底
雑誌、新聞、おもちゃなどを撤去し、各共有スペースに消毒スプレーを設置しております。
(10)待合室を密にしない
時間通りのご案内で、待合室の滞在時間をなるべく作りません。
椅子と椅子の間は1.5m以上離しております。
もし待ち時間の発生や同伴の方がおられましたら、皆さんにベルをお渡しいたしますので、お車でお待ち頂いてお時間になりましたらお呼び致します。
※小さなご兄弟やご高齢者のお付き添いはしばらくお控え下さい。
(11) 託児は同時に二組まで
託児室は換気の上、共有のおもちゃも排除し、次亜塩素水の加湿をして、十分に感染防御を行っていますが、密にならないよう一度に二組までの受け入れとさせて頂きます。
(12)トイレは流す前にスプレーしてから、ふたを閉めて流す
用を足された際に、必ず次亜塩素水のスプレーを噴霧した上で、蓋をして流すことで、飛沫を防止します。
(13)治療スペースの清潔域、不潔域の徹底した区分け(ゾーンニング)
口の中を触る時は、一人ひとりグローブを履き替え、その手で決して共有物やスペースを触ることのないよう、清潔区域と不潔区域を明確に区分けしております。
(14)治療前には次亜塩素水でうがい
治療前に出来るだけお口の中を清潔にして、飛沫感染機会を減少させます。
(15)わく歯科の水はすべて除菌水
わく歯科で使用する水は、チェアサイドからトイレの水まで、すべて残留塩素濃度を補正した除菌水ですので、清潔で安心安全です。
(16)治療中のエアロゾルの飛散防止(口腔内外のバキュームで吸引)
歯を削る際に出るエアロゾルと言われる飛沫も、出来る限り少なくなるようエアタービンを使用せず、モーターで切削。そのうえ口の中と外から強力な吸引機でエアロゾルを吸入して飛散を防止しています。
(17)施術者は使い捨てグローブと手指消毒の徹底
スタッフは全員、患者さんごとに、手洗い消毒した上、すべて使い捨てグローブを着用しています。
(18)仕様器具の滅菌レベルを上げる
わく歯科ではこれまでも切削器具など全てを、標準予防として、患者様ごとに滅菌(一番効果の高いclassB滅菌機)して使用してきました。ただ標準予防では処置に応じて、消毒レベルで良いものが存在してきたことも事実です。しかし通常は消毒で大丈夫とされてきた器具についても、消毒薬など物資が不足しておりますので、この機会に滅菌専門スタッフを常駐させ、全て完全滅菌することに致しました。より安心安全です。
(19)施術者がフェースシールドをしながら互いの飛沫から守る
自分と患者様が向き合って指導することもございます。
その際にも、決してお互いの飛沫による相互感染のないよう、透明のフェースシールドで防御しながら行います。
(20)スタッフは全員手作りガウンを着用して診療しています
現在ディスポのガウンが入手出来ず、手作りのナイロンガウンを全員着用しています。
(21)治療時間の可及的な短縮
通常なら一日で行う処置も、治療室の滞在時間を短くする目的で、時間を分けて行っております。
(22)スタッフは免疫機能を上げる漢方薬を服用
スタッフは十分な睡眠、食事とともに、補中益気湯と十全大補湯を飲んで免疫力の向上を図っています。
(23)スタッフは毎朝検温して報告
37.0℃以上の発熱、咳症状のあるスタッフは、即時2週間は自宅待機です。
(24)食事中の会話禁止
スタッフ同士での食事の際には、決して話しながら食事しません。
食事が終わってからマスクを付けて会話します。
(25)手で決して顔を触らない
たとえ皮膚やマスクにウイルスが付いても、その手で顔や目などを触らず、手洗いすれば決して感染しません。わく歯科ではそのことをトレーニングしています。
(26)電話やWebを用いた診察
どうしても現場での診察に抵抗のある方や体調が思わしくない方などは、電話、Webでの診察が可能となりました。ただし初診の患者さんに限ります。
ご希望の患者様は、まず予めお電話にてご連絡下さいませ。