兵庫県人権教育研究会
今日はPTAで拝命頂いている人権啓発部の担当の、兵人教の発表がありました。
そのために昼から診療を休ませて頂き、丹波市立中央公民館で今年のPTAの取り組みを話してきました。 人権問題に焦点を当てた研究会で、10月3日に県の発表があり、それの予行演習のようなものです。
本年度の中央小の人権啓発部のテーマは 『子供の命を守り、育む』 です。 それをテーマにした理由は2点あります。
現在、地域医療はどこも崩壊寸前であります。救急車に乗っても、その地域で診てもらえる医療機関がないために、遠くの病院に運ばれる途中、本来助かる命も助からないという事態になっております。そのことから、万が一子供に何かがあったときに親が可及的に対処できる術を学び、危機管理に努めるということが一点であります。
そしてもう一点
それは「県立柏原病院の小児科を守る会」に学ぶ相手の立場に立った取り組みこそが、差別やいじめ、争いを解決する手立てになると知ってほしかったからです。
守る会はつねに自分たちに矢印を向けて、自分達が変わることを目的にしてきました。
その結果、小児科医は増員され、大臣まで視察に来られるような成果を上げました。
このことは 人の心を動かすのは、命令や規則や圧力ではなく、相手の立場に立てる思いやりだということ を、私達に教えてくれました。このママさんたちの起こした奇跡を通して、人権問題の解決策が見えてくるように思い、今年のテーマにしました。
詳しい報告は10月3日以後に