丹波市 「わく歯科」の院長BLOG

丹波市 歯科 わく歯科

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院長BLOG

歯医者さんでキッザニア

   わく歯科で初めてキッザニアを開催しました! 何カ月も前からこの日に向けて、皆準備してきました。 わく歯科はいつもそうですが、

毎日が文化祭前日

の心境で、

わくわくドキドキを楽しんでいます

 

このキッザニアのテーマは

『大人の仕事心を伝える』

東京や甲子園のキッザニアと違うのは、 仕事ごっこではなく、本格的に仕事人としての 姿勢や意味まで子どもに分かりやすく砕いて伝え、 実践してもらうことです。だから対象は小学校3年生以上

まさに大人と子供の真剣勝負!

いつもの当たり前を、どれだけ自分が深く理解し、 子どもの解釈に合わせてプレゼン出来るかが問われます。 「なるほど、仕事ってそんな気持ちでやってるんや」 「あれってそんな意味があったんや」 「私も将来歯医者さんでお仕事したい」 なんて声を子どもから引き出すのは、簡単ではありません。 各パートの プレゼンと出し物をチェックして、何度も練り直し、 皆練習を重ね当日を迎えました。  当日、来た子どもたちにタイムカードを渡し、 互いに挨拶してペーパー白衣に着替えます。 合計付き添いのお母さんたちも含めれば、 医院の中に50名以上がひしめきあい大混雑 そこで私が挨拶しました。 「歯医者さんで怖いのは、何をされるのかわからないことが一番。 だから今日一日歯医者さんの道具を 思う存分触って親しんで下さい。 それとお父さんやお母さんのお仕事見たことありますか? 帰ってきて疲れた顔でビール飲むお父さんたちが、 遊んでくれないって怒る前に、どんなに一生懸命に人のために お仕事しているかを、今日は皆さんに体験してもらいます。 お仕事って大変だけど、こんなに楽しいって 思ってもらえるように、僕たちも頑張ります!」   そして仕事始めはわく歯科恒例のエールから それぞれ何人か輪になって一斉に

「元気!本気!やる気!

わく歯科ファイト!」でハイタッチ

  あまりの迫力に圧倒され、小さな子供は大声で泣きだす始末 それぞれのブースに分かれてさあ開始です。 受付では、担当の森下さんが、 歯医者さんに来る患者さんの気持ちや 接遇応対についてプレゼンした後、 うちの奥さんが、ロングの茶髪に付け爪つけて、 おしゃれと身だしなみの違いを熱演   結婚以来、こんな遊び心満点なコスプレ奥さん見たことない(笑) 後でビデオで観て、目に焼き付けました。 それだけでもやった甲斐があったかも(笑)  カウンセラーチームは谷口さん、上田さんが たくさんの吹き出しを用意して、 口に出して言う言葉と、 本当の心の声がいかに違い、 どんな聴き方の姿勢や質問が効果的かをデモして相互実習 これで学校やご家庭での話しを聴く姿勢が養われればしめたもの  歯科衛生士チームはまず、衛生士主任の谷垣さんから パワーポイントを使った本格プレゼン。 歯磨きで取っているものは何?から その先の社会貢献まで壮大な内容。 その後3人一組になって、林さん、中川さんが手ほどきしながら、 染めだし、歯磨き指導やプラークスコアのつけ方まで、 口と白衣を真っ赤にしながら真剣に取り組んでいました。 食育部門は見田さん、細見さん、シルバーさんも加わって、 小さなお子様とお母さんを対象に、 食の大切さからキシリトールを使った 具体的なお菓子作りの紹介をしました。 そして我が歯科医師、歯科技工部門   いつもお世話になっているエクセレントデントリーの 井土さん、立山君にも手伝ってもらいながら、 他で受け入れられない小さなお子さんも引き受け、 収拾するのに一苦労。  プラスチックのビールカップに印象材を入れ、 そこに手を突っ込むのですが, これがまた使う印象材の量が半端じゃありません。 私自身練るのですがそこらじゅうにまき散らして、 まるで保育園の泥遊び状態(汗)   出来た手の印象に子ども自ら石膏を流し模型作り そして自分の指の模型にレジンパターンを巻いて オリジナル指輪を作りました。 紫外線で固まるプラスチック(光重合レジン)に皆興味津津 いつも怖がってチェアーに座るのもままならないお子さんも、 「これやったら怖くない!」やった~! 終わった後は、皆にお給料袋を手渡し  中身は1000ポン!   外でお手伝い頂いた患者さんのポン菓子と交換です。 子どもたちにとっては初任給    皆嬉しそうに働いた後の充実感を味わいながら ポン菓子にかぶりついていました。 男たちはその横で、あしたのジョーのごとく真っ白な灰状態 本当に疲れました。 でも子どもたちの笑顔を見ていると、本当にやって良かったとホッとしました。 丹波市内にはいい会社がいっぱいあります。 いろんないい仕事があります。 でも子どもたちは大人たちがどんなことを考え、 どんな仕事をしているのか知りません。もったいない! 子どもと大人が真剣勝負で伝えれば、 きっと家に居ないだけのお父さんも、 ちょっとは尊敬されるかもしれませんよ~ ちなみに我が家の娘には、 あれがなかった、これがしたかったのにと注文ばかり頂きました(泣)