ETV特集「“医療崩壊”地帯を大地震が襲った」
「うちら何も悪いことしてないのに、こんなことになってね。
なんだ・・・って言いたくなるよね」
丹波の医療再生の物語を取材してくれた
米原ディレクターのETVはこんな言葉で始まった。
それでなくても医療崩壊というギリギリで切れかかっていた糸に、
幾重にも編んだ縄でさえ耐えきれぬほどの過大な力が掛かった。
壊れかかっているのではなく、
すでに壊れているものをひとつひとつ積み上げていく、
その労の最中にこの災害
被災する前からたったひとりで、
4000人の健康維持に奔走されてこられた黒田先生の一言が重い