心の偏差値
丹波医療再生ネットワークに、
日本患者学会の代表でおられる深田雄志先生が見学にお越しでした。
http://blog.canpan.info/bluebird/2
いつもの八丁で飲みながら、お互い初めてとは思えないぐらい気が合って、
翌日わく歯科に里代表ともども見学に来られました。
わく歯科では本気の昼礼があります。
最後に腹の底から大笑いで締めくくるのですが、
これまで来た人が退くことはあっても
初めてで笑える人はまずいません。
ところが深田先生は違います。
なんと全くの初めてでありながら、
まるで応援団のようにのけぞりながら、
天井に向かって大笑い。
それを見ていたスタッフが、
「院長が負けるなんて初めて見たわ~」と別の意味で大笑い
驚きとともに悔しい気持ちで診療室に下りて仕事してると、
深田先生が「白衣を持ち合わせていないので、コスプレでもいいですか?」と
スタッフの可愛いエプロン姿で登場
その後はどんな歯医者の見学より至近距離で、顔を近づけてこられます。
カウンセリングルームでは、
まるで患者さんのご父兄のように、
横に座って真剣に頷いて話を聴かれていました。
参りました。
深田先生は神戸大の医学部を卒業された後、
京大の大学院に行っておられる優秀な方です。
自分がパニック障害になったことで、
医師としてでなく、患者の立場から医療を変える
取組みをしておられます。
頭の偏差値もさることながら、なんと心の偏差値の高いことでしょう!
どんなことにも斜に構えず、真摯に、正面から取り組む姿勢を見て、
見られる私たちの方が刺激を受け、勉強させて頂きました。
アンテナの感度がいい人は、職種やメディアなど関係ありません。
どんなことからも何かを感じるものです。
やはり人生を豊かにするものは、感性と体力でしょうね