丹波市 「わく歯科」の院長BLOG

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院長BLOG

龍馬伝最終回に泣く

いかん、いかん、いかんぜよ!! まだまだブログも夏の終わりにもなってないのに、 わしの心は「冬のソナタ」の終わる前の おばちゃんらの気持ちと一緒ぜよ   大政奉還を成し遂げた龍馬が次回暗殺される 龍馬伝が終わりを告げる こんなに毎回ドラマを観ながら涙して、 子供に笑われたことはない こんなに心震え高まったことも久しくなかった 1月の初めに、今年は一年通して 大河ドラマを観るぞと誓ったときから、 一度たりとて義務でテレビの前に座ることがないまま、 龍馬の活躍に心底感動していました 20歳の時、「竜馬がゆく」を読みました その時は竜馬が人間形成される青春期に心躍り、 私にとっての仕事感はいつしか 竜馬によって作られていました。 「竜馬の言葉を活かしたのは、 竜馬が剣の達人であったからであり、 自分にとっての剣は歯医者としての技術である」と 心したことを思い出します。 ところが今回の龍馬伝で 自分が男泣きに泣いたのは全て、 事を為し続ける龍馬の姿でした。 これも今自分が置かれている立場や、 考え方の変遷が映し出されているのでしょう。 この物語に学ぶことは多々あります。 徳川を政権から引きずり下ろすことが目的で、 大政奉還を果たしたのであれば、 明治はおろか今の平成の世の中さえ 存在していなかったかもしれません。 龍馬はまず自分が創りたい世の中の形、 つまり理念があって、忘己利他の精神で当たったからこそ、 手段としての大政奉還がなされたのでしょう。 自民党政権を終わらせ、 政権交代することが主眼であった民主党政権は、 次の形なく幕府に戦争を仕掛けようとしていた薩長と 変わらないようにも思えます。 はじめに理念ありき どんな社会にしたいのかを明確にしないまま 手段に溺れる者は、衰退するしかありません。 全ての政治も経済も、自らのビジョンこそが全てだと 改めて思わざるえません。 かのピーター・ドラッカーさえこのように言っているそうです。

「無血であのような革命を果たした

明治維新は、

世界の歴史上奇跡に近い。

日本人はもっと

あの歴史に学ぶべきだ」 と

私たち日本人は世界に誇る歴史を持った民族です。 明治維新、戦後復興、 私たちは数え切れぬ先人たちの 命を賭けた歴史を受け継ぎ、 ここに命を繋いできたのです。 今こそ私たちは年号を覚えるだけの歴史から、 生きた歴史の息遣いに学ぶ時ではないでしょうか さて龍馬伝は次回で最終回です。 700年の武士の世を終わらせるために、 忽然と天がこの世に遣わされた龍馬が、 また天に召されるまで、 ドラマでは悲しいかなわずか一週間しかありません。 私はこのドラマに携わった全ての人々が、 まるで龍馬が為し得た大事そのものを、 自らが演出しているような 錯覚をされていたのではないかと、 毎回感じていました。 どれほど熱い魂が渦巻いた現場であったことでしょう。   脇役の素晴らしき個性 一人ひとりが紛れもなくそこで龍馬と生きた人間でした   後藤象二郎役の青木崇高に至っては、 一年を通して、ここまで印象が変わるものかと、 役者魂に拍手を送りたい。 最初は迷子の坊っちゃんが、ひとり龍馬伝の舞台に さまよいこんでいるような違和感さえありました。 ところが回を重ねるに従って、その存在感は群を抜きます。 彼の流す涙、汗、  彼の絞り出す言葉、ねたみ 差しだされる手 その全てが隣にいる龍馬という存在を、 私たちに間接的に高めて見せる突出した演技力 特にあの「清風亭の会談」の場面は、 ドラマ全般を通しての名場面として 記憶されることでしょう。 張り裂けんばかりの交渉の緊張感の中、 狭い座敷に無数の刀とともに入り乱れる群集劇での 計算され尽くしたカメラアングル 途中差し込まれる弥太郎のわなわなした表情 お元の驚きのまなこ 脚本にはないであろう龍馬の頬を伝う一筋の涙 そしてこの舞台での最高の演出家は間違いなく、 青木崇高演じる後藤象二郎でした。 間の取り方 彼の表情 所作のひとつひとつ どれもが目の前にいる龍馬の巨大さを、 後藤が感じるように私たちに伝え、 ヒール役として、十分すぎる存在感を見せていました。 失礼ですが、こんな俳優がいることを初めて知ったのです。 青木さんごめんなさい 来週龍馬が切られます。 誰が切ったかなど問題ではありません。 きっと龍馬は天国から言うでしょう。  「あかんちゃ~、わしにもスキがあったの~。 まあわしがおらんでも楽しゅう笑って暮らしてつかあさい」 その魂を引き継ぐ日本人として、 笑って暮らせる社会を創らねば、 また天国に眠る龍馬を起こすことになりかねません。 ただ最近のお粗末な外交を見ているとなおのこと、 類いまれなるネゴシエーターとしての龍馬が、 諸外国と渡り合う姿を見てみたい気がするのは私だけ? 龍馬~! そろそろ起きてもらってもいいですけどね~(笑)