わく一座の小学校出張講演
すでに時系列はバラバラですが、お許し下さいませ。
年に一度の上久下小学校の生徒たちへの講演会の日です。
去年は林さんと中川さんが、
「さっちゃん、あっちゃんの虫歯なんて大嫌い」
をふたり芝居で演じて大盛り上がりでしたが、
今年はさらに森下さんがゆきちゃんが加わり、
「虫歯にならない夏休み」をテーマに大熱演!
行きの車の中でも、脚本片手にリハーサルで、
騒がしいことうるさいこと
でもそのお陰で大成功でした。


私は講演で、
噛めないと運動能力にも影響することを生徒たちに実演しました。
先生に頼んで握力計と背筋力計を用意してもらったのですが、
なんと最近は背筋力を測定していないらしく、
出された背筋力計は埃まみれ。
子供たちもどうやって使うのかさえ知りません。
それでも思いっきり噛みしめて測定した結果と、
噛めないようにして測定した結果に大きな開きがあって、
学校の先生方もびっくりされていました。
来年は100マス計算を、ビーフジャーキーでも噛ませて、
その前後で測定しようかと企んでいます。
このように咀嚼が、運動能力や学習能力に
影響することは実証されています。
歯磨きの大切さを伝えることも重要ですが、
まずは噛むことがいかに人の生活を豊かにするかを伝えることが、
人の動機付けには最適でしょう。
子どもたちもそれがわかって、
初めて歯磨きや食生活の大切さに
自律的に気付くのではないでしょうか
この後の学校保健委員会で嬉しい報告がありました。
丹波一歯が悪かった学校でしたが、
ついに虫歯のない子どもが虫歯のある子どもを上回ったのです!
自分が赴任してからの6年間、
兵庫県では未だにフッ素の利用に対する偏見があり、
いかにフッ素を使わず指導するかを問われてきました。
その成果がこうした数字に表れて、
協力してくれるスタッフにも誇らしく報告出来たのです。
さあ来年はわく一座で、
劇団四季ばりのミュージカルでもやりますか!
と餃子の王将で打ち上げがてらにMTG
翌日の患者さんニンニク臭くてごめんなさい













