丹波市 「わく歯科」の院長BLOG

１１月７日 金沢で大学時代の友人 神野先生の結婚式に参加してきました。 当然初婚 　普通この年で結婚式に参加するとなると、 ほとんど来賓席で堅苦しく座って、 馬鹿な挨拶も言えません。 まさか今更友人席で、 それも漫才の余興をお願いされるとは・・・ なんと一週間前に急に連絡が入り、 同級生二人と余興をしてくれとのこと 打ち合わせする時間もないまま、 行きのサンダーバードの中でパソコン広げて台本打ち ホテルで初めてコンビの上田先生に見せると、 「今更覚えられへんし、コピーしたやつ見ながらやろうや」　　 怠け者の僕はすぐにその提案に乗ってしまい、 自分で作った台本もほとんど覚えず翌日を迎えました。 羽織袴の新郎はマイケルジャクソンのビートイット に乗って、軽快に踊って登場 友人３０人の並ぶ席の真ん中を、 新婦を後ろに放って、 一人リズミカルに進みます。 神野先生は学生時代から酔えば どこでもかしこでも裸踊りすることで有名 来賓のあいさつでも皆さん、 新郎を酔わせると 脱ぐのではないかと心配ばかり それぐらいどこへ行っても 脱ぎまくっていた神野先生が今度は新郎 まさか自分の結婚式ではないだろうとの思いをよそに、 次から次に注がれる祝杯を グビグビ最後まで飲み干します。 普通テーブル下に酒入れのバケツが用意されているもの 彼はそれを失礼と断り、 全ての杯を空ける男前ぶり 見ている皆がだんだん心配になっていきました。 それより心配なのは新婦の方 女系家族で、こんな無礼講は初めての上、 自分を放って飲み続ける新郎を横に 表情がだんだん強張ります。 友人たちが駆け寄り 新郎をたしなめるもすでに聞く耳を持ちません。 「大丈夫、だいじょうぶやって！」 そんな中自分たちの出番が回ってきました。 シナリオ広げながらの 棒読み漫才が受けるはずありません。 どうせこんな時間に聴くやつおらんて　 なんて予想を裏切り、全員注目の中ダダすべり ネタは悪くなかったと思うけどな～ なんて言い訳も、 一発勝負の世界では通じるはずもなく 結婚式で初めて敗北感に打ちのめされました。 結局当日一番受けたのは、 最後の新郎のあいさつ 人気者の結婚式はこれやから困ります。 今度は最初から全部自分でしてくれ～！ おうっと、もうリベンジはないわな（笑）