命を守る頑固親父!!~冨原均先生
この親父さんはいつも本気です!
この親父さんは火傷しそうに熱いです!
この親父さんは迫力あります!
こんな親父さん見たことない!
それが西脇で循環器内科を開業されている冨原均先生です
今年の子育て学習講座というPTA事業で、
私から依頼して講演頂きました。
いつも西脇から、私達の丹波医療再生ネットワークに来ていただき、
卓越したオーガナイザーとしてご助言を下さっています。
というより叱られています、というほうが当っているかもですが・・・
順天堂大学の救命救急でほぼ休みなく、第一線で陣頭指揮を
とられ、阪神大震災の地元での救命活動を期に西脇に帰られ開業されました
それからというもの年間ものすごい回数の 『命の講演』活動を行っておられます
特に中学生に向けたBLS講習会は受講生が2万人を超え
そのサポーターも数多く組織されてきました
<a href="http://tomihara.com/index.html
この日も50人以上の父兄に向けて
「マイクはいりません」と部屋中に響き渡る地声で、
長淵剛のコンサートさながらに熱い熱いライブでした
震災や救命現場での生々しいやりとり 、いじめ問題、子供の救命と
経験者にしか語れない多岐に亘る実話の数々
その中にはバレーのコートで倒れたハイマンをよそに
バレーの試合が続く模様が流され、「人の命より大事な試合があるのか!!」
と怒りで体を震わせておられました
人は心肺停止状態になると、
4分で脳が不可逆的(元に戻らない)ダメージを受けます
ところが救急車の到着は平均6分
丹波では8分です
するとその到着を待っている間に居合わせた人が
何が出来るかで、救命率が変わってきます
つまり住民や父兄のひとりひとりが、人任せにしない救命活動を
行うことで救われる命があるのです
富原先生はその普及と啓発に全身全霊を注いでおられます
自分の医院にあるAEDさえ使えないのでは意味ありません
歯医者といえども出来ることがあるはずです これからもそれを探していきましょう