横浜パシフィコ 日本国際歯科学会
2010年10月9,10日
横浜のパシフィコに日本国際歯科学会に行ってきました。

4年に一度の歯科のオリンピックのような学会です。
私も4年前にメディアのブースで
講演させて頂きました。
横浜はこの後のAPECに備えて厳戒態勢
そこらじゅうにパトカーと警官がウジャウジャ
そんな横浜で中村健太郎先生が
SJCDの名だたる先生方に混じって
講演されるということで、
興味半分、応援半分で拝聴しました。
愛学のポストグラデュエートでの講演の通り、
ビジュアル豊富なスライドと科学的根拠で、
これまでの常識を木端微塵に壊されていました。
あまりの衝撃に会場から
何を聴いていいのか分からないとばかりに、
質問さえありません。
しかし座長の本田先生が、
興奮で声が上ずっておられたのが、とても印象的でした。
その後はあまりに広い会場と、
興味ある講演が重なって、迷子状態
その中でも今度丹波にお越し頂く、
吉野敏明先生の講演は、まるでSFの世界でした。
内視鏡とYAGレーザーを用いた
ClassⅢの分岐部病変に対する再生療法など、
ミクロの決死圏を見るようで、
ジャパンオリジナルとしても
是非世界に進出してほしいと心から思いました。
月星先生、宮本先生など
錚々たる先生方の講演を久しぶりに聴いて、
とてもエネルギーが充電されました。
私は今このような大きな学会に参加する時、
心掛けていることがあります。
それは自分が出来ることと出来ないことの見極めです。
患者さんを救うことは、
何も自分で全てを抱え込んで
治療することではありません。
自分に出来ることを増やすことと同じく、
適切な紹介先を知ることも重要なことです。
患者さんのニーズに応じた医療機関を、
このような学会で把握することが大切。
その意味では今回も多くの収穫を得ました。

夜は八木先生、木村先生と一緒に
中華街で四川料理
しこたま飲んだその後は、
やっぱり僕はカプセルホテルでした。












