野坂口腔外科クリニック見学
先日鶴歯会でお世話になった、
芦屋の野阪先生のオフィスを見学させて頂きました。
一日多くて5,6人
わく歯科とはまるで時間の流れ方が違います。
ゆったりとしたフロアにオペ室含めてチェアー2台
増築されたスペースは院長室とゲストルームに充てられています。
スタッフも先生も皆穏やかで、全くバタバタカリカリしていません。
「なるべく仕事したくないねん」と言われながらも、
手術は術前のシュミレーションに極めて忠実に、
寸分たがわず進みます。
匠の匠たる所以は、この直感に頼らない、
基本への妥協なき姿勢こそが全てだと、
無言のうちに教えられた気がしました。
何一つ隠すことなく、帰りの際にもご自分の書かれた論文を
大量に袋詰めまでして下さる野阪先生の懐の深さに感激です。
ここに働く丹波産の衛生士さんが言われた言葉が、
胸に痛かった。
「ここに勤めれば、もう他には勤務出来ませんよ。
特に田舎には」
共感です。
でも僕らはこうして阪神間に残った若者たちに、
少しでも丹波に帰ろうと思わせる職場環境を
提供しなければなりません。
黒豆や松茸に頼らない、
当たり前の日常とやりがいを、
この丹波の地に創り出すこと
まずは歯医者の自分から頑張ります。





