松年歯科さんご見学
7月7日
一月に見学に来られた愛知にある松年歯科の高田先生が、
今度はスタッフ連れて総勢6名で見学に来られました。
高田先生は同じところを2度見学に行かないことで有名?です。
その先生がスタッフともども来て頂けるのですから、光栄の極み
当日のリクエストを聴き入れ、
一度に8本のインプラント手術を組みました。
高田先生と手術担当のアシスタントの方は手術の模様を、
ビデオ片手に食い入るように見学され、
他のスタッフはうちの主任である谷口から、
2階で人間力を上げるプチ講義
見学のポジションで、その人がどこを見たくて来ているのかがわかります。
鳥の目で医院全体の動きを俯瞰する方、
虫の目で手元の技術を見つめる方
『技術と心の融合』を掲げるわく歯科は、
そのどちらにも対応できる医院を目指しています。
せっかくですから5時に終わって、
宿泊先のユニトピア篠山で懇親会を企画しました。
その前にこの日は七夕。
皆さんにも何か願い事をと短冊をお渡したところ、
高田先生が書かれた短冊には 「和久先生になれるように」ですって!
社交辞令だとしても嬉しいけど、本当にいいんですか!?
知りませんよ~(汗)
ユニトピアではうちのスタッフも含め、全員で自己紹介
うちのスタッフからも聴いたことない話が連発され、
それも皆慣れた様子でスピーチしているではありませんか。
私もびっくりしながらその成長に目を細めました。











何より高田先生のご挨拶が私にとっては最高のプレゼントでした。
高田先生の一言は、まさに自分が歩んできた道のりが
無駄ではなかったことを、逆に教えて頂いたようなものです。
ジタバタとあがき苦しみ、
そのたび必要だからこそ必死に泳ぎ方を習得してきた者にとっては、
その点と点が繋がることがないように独立していました。
ところがそうではなかったのです。
点はすべて繋がって線として、今があることを気付かせて頂きました。
高田先生、本当にありがとうございました。
高田先生は翌日も神戸のインプラントで有名な先生のところに
一人で見学に行かれたそうです。
先生が全ての休みを潰して行かれている
学びの点の数々は、これから全部繋がりを持って、
夜空の星座のように広がっていくのでしょう。
わく歯科も松年歯科さんに
3回目来て頂けるように進化(深化)しておかなくてはなりませんね。
短冊に書いておけばよかったかな~






















「わく歯科はどんな手術も、
まるでレジンでも詰めているように、
皆笑いながら簡単そうにやっている。
きっとそれは和久先生のウデを
皆が信頼しているからこそ、
安心して出来るのでしょう。
やっぱり医療者にとって笑顔の源は
技術の裏付けあっての
ことだと実感した。
だから私も迷わず腕を磨こうと思った。」
この言葉は自分たちにとっては、驚きでもあり、 当たり前にしていたことへの大いなる気付きを与えてくれました。 最近歯科業界が沈滞ムードの中、 わくわく楽しい歯医者ばかりが持て囃され、 私には技術を疎かにしているように映っていました。 逆に技術偏重主義がチームの笑顔を損ない、 働く者にとっても楽しくない職場を生み出していると感じていました。 私はもともと自分の受けたい医療を目指して技術から入り、 散々人の心を傷付けて気付いた先が、『心と技術の融合』だったのです。


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