MMGスタッフ発表2012
すでにべっぴんブログでお読み頂いた方もおられるでしょうが、
今年もMMGのスタッフプレゼンに参加してきました。
すっかり恒例行事となった感があります。
年々参加人数も増え、今年は100人を超えていました。
そんな中わく歯科からは、入社間もない後藤ゆうかさんとパートにも拘わらず、自ら手を挙げてくれた酒井さん、そしてこの時すでにわく歯科を結婚退職していた旧姓森下さんがプレゼンしてくれたのです。


全国の有名な歯科医院(せこ歯科、すまいる歯科、よしだ歯科、おおや歯科、やまむら歯科、りお歯科)に混じり、わく歯科がこの日はトップバッターとして発表!
その一番手を飾るのが新人の後藤ゆうかさん!
新人とは思えない堂々とした態度で、私との柏原高校での出会いから、新人教育の内容、そして未来の夢を語ってくれました。
聴いているわく歯科のメンバーもいつしか涙が溢れ、それを壇上から見ていた後藤さんも思わず声に詰まる大感動の発表でした。

二番手は忙しい子育ての中、酒井さんが名古屋まで出向いて、患者さんとの密な関わり方についてケースプレゼンテーション。
わく歯科の方針から、院内教育の実際を通した臨床の流れを、これも人前が初めてとは思えないアナウンサーのような。
皆懸命にノートをとり、聴衆から感嘆のため息さえ漏れます。
そして最後を飾るのが、わく歯科の看板娘だった森下さん。
初めての田舎暮らしの戸惑い、わく歯科の理念やクレドへの共感、そして医療再生の一環として取り組んだ、柏原病院の研修医懇親会での運命の出会いまでのストーリーを、ドラマチックに語ってくれました。
結婚を報告すると聴衆から拍手が巻き起こります。
「自分はすでにわく歯科のスタッフではありません。これが森下ではなく、最初で最後の白鳥祐希としての仕事です。」と締めくくると、わく歯科のスタッフだけでなく、他の医院スタッフからもすすり泣きが・・・
ところが感動だけで終われないのがわく歯科です。予め壇上の白鳥さんをも感動させるつもりで仕込んできたサプライズムービーが、一番肝心なとこで流れません。私も慌てて壇上でPCを触りますが、もう汗だく状態。
やっと流れたころには白鳥さんもバタバタでサプライズ効果などすっかり消え失せていました。後で本人の前で改めて見せましたが・・・
他の医院の発表もそれぞれに大感動のオンパレード!特に今回はとてつもなくバラエティーに富んだ発表が相次ぎ、あくびをする暇さえなかったというのが正直な感想でした。


今このMMG、どんな学会や講演会より刺激的で楽しい!
参加した医院皆の共通の感想でしょう。
その中でも私にとってとても印象に残ったのが、2月に見学でお世話になった、やまむら歯科の三鬼さんの発表でした。
実は三鬼さん、やまむら歯科ですでに主任だったのですが、去年わく歯科のプレゼンを聴いて、今年から衛生士学校へ進学されたのです!
自分たちの発表が、人の人生を変えるきっかけになったことが皆驚きでした。そして私自身、この三鬼さんの発表に出てきた
デレク・シバースの「社会運動はどうやって起こすのか?」のVTRを観て、衝撃と同時に深く共感しました。
http://www.youtube.com/watch?v=c-t1uSSEBk8
http://www.youtube.com/watch?v=FQ0L8Qj0t38
ここに参加した全ての歯科医院には、このVTRに出てくるフォロワ―と呼ばれる二人目の共感者が必ず存在します。
院長や社長なんて、最初は夢想家の裸の王様がほとんど。
それをリーダーという立場に代えてくれるのは、二人目のフォロワ―が居てくれるかどうかだけです。私自身、孤独で打ちひしがれた辛い日々がありました。
他の先生方も同じ思いを経験しています。誰も一緒に踊ってくれないことに怒り、焦り、嘆く毎日。
それを劇的に変えてくれたのが、「本当にそうですよね~」という一言で、肩を組んで一緒に踊ってくれるフォロワ―の存在です。
ともに泣き、ともに笑い、時に叱りブレーキ役にもなる。でも見ている先は同じであるという絶対的な安心感。
わく歯科では谷口主任その人です。
今ではこのVTRのように、多くの人を巻き込み、わく歯科の皆が一緒に踊ってくれます。
一昔前では考えられない現象です!
他の医院でも去年まで登場しなかったフォロワ―が、医院の結束を強烈に強化していることを感じます。
どんな組織も運動も二人目こそが大切であることを、改めて思い知りました。
このMMG、互いに影響と気付きを与え、「共に勝つ」ことを目指す素晴らしい会だと再認識です。
私も前のように、醜い裸踊りを独りで踊る勇気も体力も持ち合わせておりません。
逆に皆に捨てられないようついていくのに必死です。



























